市街化調整区域や農地・耕作していない土地の使い道に悩んでいる・・・
そんな緑区のオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか?

当社は市街化調整区域の土地活用を得意とする不動産会社であり、横浜市緑区内においても多数のテナント誘致実績と活用事例があります。

なぜ市街化調整区域でも農地・耕作していない土地でも土地活用できるのか?

そのような疑問にお答えするため、本コラムでは交通便に優れる緑区の市街化調整区域の特徴と、当社土地活用実績の一例をご紹介します。

横浜市緑区
市街化調整区域の特徴とは?

まずは横浜市緑区と市街化調整区域の特徴について、分かりやすくQ&A方式で回答していきます。

横浜市緑区はどのようにして誕生したのですか?

緑区は、昭和14年に都筑郡の1町4村である、川和町や山内村、中里村、田奈村、新治村が横浜市に編入され港北区の一部となったことから始まります。
1町4村が港北区になったのち、昭和44年に港北区から分区する形で緑区が誕生します。

この緑区は、現在の緑区とは異なり、このときの緑区は現在の緑区の面積の約3倍もの広さがありました。そして、平成6年に緑区の北部を青葉区、都筑区に分区することにより現在の緑区となりました。

横浜市緑区ってどんなところ?

緑区はその名の通り、横浜市内で一番緑が多い街として知られています。横浜市全域の緑被率は28.8%とされていますが、緑区の緑被率は41.4%であり、35年前の横浜市全域の緑被率と同じレベルを保ち続けています。

緑が多い街ですが、交通便は発達しており東西にJR横浜線が走っており、町田方面、新横浜方面へのアクセスに優れています。

また、JR横浜線「中山駅」は横浜市営地下鉄グリーンラインの始発駅で、東急東横線「日吉駅」まで向かえば、東京都心部へアクセスすることも可能です。

横浜市緑区には市街化調整区域はあるの?

緑区は緑が多く、区の面積の約5分の1に市街化調整区域が設定されています。緑区で主に設定されている市街化調整区域の範囲は次のとおりです。

  • 緑区 南東部:「四季の森公園」周辺の寺山町
  • 緑区 南:「新治市民の森」周辺の新治町や三保町
  • 緑区 南西部:東名高速道路「横浜町田IC」周辺の長津田町
  • 緑区 北部:東名高速道路「港北PA」北八朔町や西八朔町などの一部

緑区はどんな業種に需要がありますか?

緑区の調整区域では、主に土木・建築会社や運送会社の需要があります。
緑区内には保土ヶ谷バイパスが通っており、各種高速、環状4号線を利用しやすい立地のためです。

また、緑区の市街化区域では飲食店や事務所などのテナントの需要があります。
緑区内には「JR横浜線」が走っており、JR横浜線には田園都市線との乗換駅である「長津田駅」、ららぽーと横浜より徒歩圏内の「鴨居駅」、緑区の区役所最寄りの駅である「中山駅」などの駅があります。
鴨居駅は住宅街として発展しており、中山駅はテナントビルが多く建ち並んでいます。

資材置場や車両置場を探しているのですが、市街化調整区域内でおすすめの地域はありますか?

長津田町
東名高速道路を利用し遠方へ移動する運送業などの方
には、横浜町田ICが近い長津田町内がおすすめです。
横浜町田ICの他にも、保土ヶ谷バイパスへのアクセスが良いことに加え、瀬谷区・泉区に繋がる環状4号線を利用しやすい立地です。

北八朔町西八朔町
この地域は東名高速道路の横浜青葉ICが近く、首都高速道路へ繋がるため、運送業などに人気のエリアです。

寺山町・三保町
四季の森公園周辺の寺山町や、新治市民の森周辺の三保町も市街化調整区域の面積が広いエリアです。
この地域では、なかなか賃貸物件として貸し出してくれる土地はありませんが、農地がまだ多く残っており今後狙い目となるかもしれません。

横浜市緑区での活用事例

市街化調整区域の土地を相続し、


活用に困っていた方からのご相談

緑区の市街化調整区域で、約118坪の土地活用のお手伝いをさせていただいた事例を紹介させていただきます。
ご依頼いただいた土地は、コンビニの駐車場として貸していましたが撤退してしまい、空き地になってしまった土地です。詳細は次のとおりです。

土地所有者様の状況

  • 元々コンビニの駐車場として貸し土地活用をしていた。
  • コンビニが撤退してしまい、撤退後駐車場を利用する企業などが見つけられずにいた。
  • アスファルト舗装がしてある駐車場は固定資産税が高いため、あまり空き駐車場として放置したくはない。

土地の状況

  • 駐車場として整備されてある状態なので不法駐車の危険性があった。
  • 前面道路は広く、国道246号線や環状4号線へのアクセスが良いため、駐車場としての価値があった。

誘致結果

  • 中古車販売店ストックヤードとして土地活用に成功。
  • 土地面積が118坪と小さくトラックなどの駐車場には向いていなかったが、当社登録の企業様が多い地域だったため成約できた。

土地所有者様の声

  • 不法駐車の心配をすることなく、土地の管理もしなくて良くなり気が楽になりました。

活用後【中古車販売店ストックヤード】

コンビニが撤退して空き駐車場に
コンビニが撤退して空き駐車場に
現在はストックヤードとして活用
現在はストックヤードとして活用

当コラムで紹介させていただいた通り、私どもには緑区の市街化調整区域の土地を借りたいという企業様の情報が登録されております。

今回ご紹介させていただいた土地は、コンビニが撤退した後の駐車場でした。
市街化調整区域でコンビニに貸せる条件は厳しいですが、その厳しい条件をクリアした良い立地の土地だったと言えます。

しかし、良い立地だったとしても市街化調整区域で土地を貸すのは難しく、市街化調整区域専門の不動産会社に土地活用の依頼をしないと成約は難しいでしょう。

私どもは横浜市の市街化調整区域を専門にしている会社です。
緑区の市街化調整区域内で土地を貸したいけど難しいかな、と思われたとしても、まずは私どもまでお気軽にご相談ください!