アドバイザー

市街化調整区域内の農地は農業にしか使えない
土地を活用したい。しかし土地が調整区域内だから貸せない

と思っていらっしゃる方はいませんか??

実は市街化調整区域内の土地は、農地でも雑種地でも土地活用ができます。

横浜市港北区の市街化調整区域内の土地は、「資材置場」「配送会社の車両置場」「月極駐車場」などの用途に貸し出せます。

ただし、市街化調整区域内の土地を貸すには専門的な知識が必要になるため、市街化調整区域の専門家に相談しなければなりません。

当社、メイクリーンは横浜市の市街化調整区域の土地活用を専門としている不動産会社です。そんなメイクリーンで10年以上にわたって土地活用のお手伝いしてきた私、林が港北区の市街化調整区域の特徴と、当社の土地活用実績の一例をご紹介します。

横浜市港北区
市街化調整区域の特徴とは?

横浜市港北区の内容や港北区の市街化調整区域の特徴、港北区の市街化調整区域内で土地活用需要が高い場所についてQ&A方式で回答していきます。

横浜市港北区ってどんなところ?

港北区は、1939年に誕生した横浜市内でも歴史の長い区です。港北区ができた当時は、横浜市の面積の3分の1以上を港北区が占めていました。

その後、1969年に港北区の一部を緑区として分区し、さらに1994年には都筑区も分区して現在の港北区の区域になりました。

港北区には全国の主要ターミナル駅である「新横浜駅」や、有名なミュージシャンなどがコンサートを開く「横浜アリーナ」、サッカーとラグビーのワールドカップが開催された「日産スタジアム」があります。

横浜市港北区に市街化調整区域はあるの?

港北区の西部には市街化調整区域が設定されています。港北区には全国的に有名なターミナル駅である「新横浜駅」や東京都心部へのアクセスがよい「日吉駅」などがあり、市街化調整区域がないと思われがちです。

しかし、港北区の西部である第三京浜道路の「都筑IC」周辺などに市街化調整区域が存在します。

港北区に設定されている主な市街化調整区域の範囲は次のとおりです。

  • 港北区北西部:第三京浜道路「都筑IC」周辺の新吉田町
  • 港北区西部:「専念寺」周辺の新羽町
  • 港北区南西部:「徳恩寺」周辺の小机町や鳥山町

港北区はどんな業種に需要がありますか?

港北区内には「東急東横線」「横浜市営地下鉄」「JR横浜線」と3つの路線があり、最も商業地として栄えているのが横浜市営地下鉄の「新横浜駅」です。
その他には「綱島駅」「大倉山駅」など、東急東横線沿いは住宅エリアとして人気があります。

その反面、市街化調整区域のエリアが多いため、土木・建築会社や運送会社の需要があります。

資材置場や車両置場を探しているのですが、市街化調整区域内でおすすめの地域はありますか?

港北区内には第三京浜道路の「港北IC」があり、その周辺が市街化調整区域の人気エリアです。

「鳥山町」「小机町」はJR横浜線「小机駅」徒歩圏内であるため、従業員の通勤にも便利です。

「高田町」「新吉田町」「新羽町」は第三京浜道路「都筑IC」へアクセスが良いため、資材置場や車両置場が数多くあります。

新羽町内には横浜市営地下鉄「新羽駅」があり、新羽駅徒歩圏内に資材・車両置場が多く見られます。

横浜市港北区での活用事例

横浜市港北区の市街化調整区域の
土地を相続した方からのご相談

今回、弊社に土地活用のご相談を頂いたS様は、父親が亡くなり土地を相続した方です。

S様は父親とともに先祖代々の土地を利用して、不動産賃貸事業を営んでいました。
しかし、実務のほとんどは父親が行い、S様は会計などの事務作業をされていたそうです。
賃貸事業を続けている中、突然S様の父親が亡くなってしまい、S様は賃貸事業や不動産収益物件を引き継ぐことになります。

横浜市港北区の土地も父親から相続で受け継ぎ、引き続き賃貸事業を継続していくつもりだったそうです。
当初は資材置き場として借りてくれている企業があり収益を得ていましたが、借りていた土木会社が撤退してしまいます。

S様は市街化調整区域内の土地だと知っていましたが、今まで借りてくれている企業がいた土地のため、すぐに借り手が見つかるだろうと思ったそうです。
しかし、市街化調整区域内の借り手がすぐに見つかるどころか、借り手を探して欲しいと様々な不動産会社に問い合わせたものの答えは同じでした。

「市街化調整区域内の土地なので当社では取り扱えない。」

このような回答ばかりで話しが進まず、賃貸事業も忙しかったため、港北区の土地は空き地のまま放置してしまったそうです
港北区の土地は市街化調整区域内にあるため、固定資産税は市街化区域より安いものの、農地でもなくアスファルト舗装がしてありそれなりに固定資産税は高くなってしまいます。

固定資産税が負担に感じてきたS様は再び土地活用を模索し始めます。
そして、当社へ土地活用の相談をいただくに至りました。

土地所有者様の状況

  • 以前は資材置場として土地活用をしていた。
  • 土地を借りていた土木会社が退去してしまった。
  • テナントを探していると多くの不動産会社に問い合わせたが、市街化調整区域内の土地のため取り扱ってもらえなかった。

土地の状況

  • 資材置場として貸していたためアスファルト舗装済
  • 前面道路は片側1車線ある道路
  • 第三京浜道路の港北ICからすぐの場所
  • 土地面積は1,000㎡以上

誘致結果

  • 資材置場として土地活用に成功
  • 当社に登録していただいていた企業様と賃貸借契約締結
  • 礼金2ヶ月取得に成功
  • 地主様より土地活用の相談をいただき、すぐに成約

土地所有者様の声

  • 他の不動産会社に土地活用の相談をしたところ、市街化調整区域内にある土地のため断られました。それなのに御社に相談したところ、すぐに成約できて驚いています。
    土地の賃料は他の不動産収益物件に利用できて助かっています。

活用後【車両置場】

当コラムで紹介させていただいた通り、私どもには港北区の市街化調整区域内の土地を借りたいという企業様の情報が数多く登録されております。

今回ご紹介させていただいた土地はすでにアスファルト舗装がしてあったことや、第三京浜道路の港北ICから近いこともあり、すぐに借り手を見つけられました。

私どもは横浜市の市街化調整区域を専門にしている会社です。
港北区の市街化調整区域内で、「土地を貸したい」「土地を相続したが使う予定はない」などとお考えでしたら、私どもまでお気軽にご相談ください!