横浜市青葉区に土地があるけど、「市街化調整区域内の土地だから貸すことはできない」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなことはなくて、市街化調整区域でも資材置場や配送会社の車両置場、月極駐車場といった用途に貸し出すことが可能です。

ただし、市街化調整区域の土地を貸すには専門的な知識が不可欠。

そこで10年以上に亘り、横浜市の市街化調整区域の土地活用をお手伝いしてきた私、林が青葉区の市街化調整区域の特徴と、土地活用実績の一例をご紹介します。

横浜市青葉区
市街化調整区域の特徴とは?

まずは横浜市青葉区と青葉区の市街化調整区域の特徴について、分かりやすくQ&A方式で回答していきます。

横浜市青葉区ってどんなところ?

青葉区は、1994年11月6日に港北区と緑区を再編し誕生した区です。

現在、青葉区は横浜市の中で戸塚区に次ぐ2番目の面積を有しており、人口も横浜市の区の中で2位に位置しています。

青葉区の中心である「青葉台駅」は1日の乗降客数が8万人(2021年度)を超え、東京都内の駅のような賑わいを見せています。
また、商業地として発展しているだけではなく、住宅地としても人気がある地域です。

横浜市の平均犯罪率よりも低い区で、東京都心方面にもアクセスが良い、ファミリーが多く居住する区でもあります。

横浜市青葉区には市街化調整区域はあるの?

青葉区には、市街化調整区域が9.3k㎡設定されています。青葉区自体の総面積は35.2k㎡のため、区全体の約4分の1が調整区域になります。

青葉区で設定されている主な市街化調整区域の範囲は次のとおりです。

  • 青葉区中心部:東名高速道路「横浜青葉IC」周辺の下谷本町や市ヶ尾町
  • 青葉区東部:「愛和幼稚園」周辺の荏田町
  • 青葉区南西部:「徳恩寺」周辺の恩田町
  • 青葉区北部:「桐蔭横浜大学」周辺の鉄町や寺家町
  • 青葉区北西部:「こどもの国」周辺の奈良町や緑山

青葉区はどんな業種に需要がありますか?

商業地や住宅地として栄えている青葉区ですが、市街化調整区域のエリアも多いため、土木・建築会社や運送会社の需要があります。

「青葉台駅」周辺は商業、「市が尾駅」「あざみ野駅」周辺は住宅、「青葉区の市街化調整区域」では土木・建築会社や運送会社です。
青葉区内には「田園都市線」が走っており、最も栄えているのは「青葉台駅」です。

青葉台駅周辺には、商業施設や飲食店が多く建ち並んでおり、数多くの企業が事務所を構えています。

その他には、青葉区役所の最寄り駅である「市が尾駅」や、横浜市営地下鉄乗換駅でもある「あざみ野駅」は子育てがしやすいと評判の地域で、ファミリーが多く住む住宅地として注目されています。

資材置場や車両置場を探しているのですが、市街化調整区域内でおすすめの地域はありますか?

青葉区内には東名高速道路「横浜青葉IC」と国道246号線が通っており、両道路は東京方面や川崎方面にアクセスが良く、両道路沿線が資材置場や車両置場に向いています。

町名で言うと「鉄町」「寺家町」「市ヶ尾町」周辺が東名高速道路、国道246号線へのアクセスが良い地域です。
特に「鉄町」は資材置場や車両置場の需要が多い地域です。

あまり物件が出回らないですが「恩田町」「奈良町」にも市街化調整区域の設定がされています。
恩田町や奈良町からは川崎市や東京都町田市へアクセス可能なため、この地域も資材置場や車両置場の需要が高い地域です。

横浜市青葉区での活用事例

市街化調整区域の土地を相続し、


活用に困っていた方からのご相談

青葉区の市街化調整区域で、約150坪の土地活用のお手伝いをさせていただいた事例をご紹介します。

ご依頼いただいた土地は、土木会社の資材置場 兼 車両置場として貸していたところ撤退してしまい、空き地になってしまった土地です。詳細は次のとおりです。

土地所有者様の状況

  • 元々車両置場 兼 資材置場として土地活用をしていた。
  • 土地を借りていた会社が退去してしまった。
  • テナントを探していると多くの不動産会社に問い合わせたが、市街化調整区域内の土地ということで取り扱ってもらえなかった。

土地の状況

  • 土地上にはアスファルト舗装をしてあり、プレハブ事務所も残地されているという状態。
  • 前面道路は広く、東名高速道路横浜青葉ICと国道246号線へアクセスが良いため、土地活用がしやすい地域。

誘致結果

  • 車両置場として土地活用に成功。
  • 市街化調整区域内の土地だったが、土地が貸しやすい状況・地域だったため、地主様からのお問い合わせからすぐに成約。

土地所有者様の声

  • こんなに早く決めてくれてありがたいです。管理の手間がなくなり、賃料も入るのでありがたく思っています。

活用後【車両置場】

プレハブ事務所付き

今回ご紹介させていただいた土地は、土木会社が撤退した後の 資材置場 兼 車両置場 でした。

こうした市街化調整区域の豊富な実績とノウハウを持つ当社としては、成約が難しい土地ではありません。

しかし、地主様は市街化区域のみを取り扱う不動産会社様に連絡して断られ続けていたため、土地活用ができるのかとても心配されていました。

私どもは横浜市の市街化調整区域を専門にしている会社です。
青葉区の市街化調整区域内で土地を貸したいとお考えなら、まずは私どもまでお気軽にご相談ください!